宮崎ひでじビール
ひでじビール「今月の蔵出し」は、150年前にタイムスリップ?
英国伝統モルトと新星アメリカンホップ!
不思議な出会いのまったり華やかエール!
イギリスのパブ文化が盛んだった約150年前に盛んに使用されていたという伝統的麦芽「プルマージュ・アーチャー」と、アメリカ発新種ホップ「HBC1019」のみを使用したシングルモルト&シングルホップの SMaSH-スマッシューペールエール!大昔の英国パブに迷い込んだ現代のアメリカ人のような?不思議なコントラスト!
「プルマージュ アーチャー」は、イギリスでパブ文化が盛んだった約150年前によく使われていた伝統的なモルトの品種。当時のパブでは、プルマージュアーチャーを使ったペールエールやポーター、スタウトなどのイギリス伝統のスタイルで醸造され、労働者たちはパイントで楽しむことが多かったようです。
モルトの特徴は以下の通り
・SMOOTH
・SWEET
・MALTY WITH A HINT OF CARAMEL
穏やかな甘みと香ばしさがあり、主張しすぎずホップの苦みを調和してくれる優秀なモルト。飲みやすく上品な風味が感じられます。第二次世界大戦後あたりから、より病害に強い品種や収量の高い品種の台頭により、生産農家が減ってしまいましたが、近年のクラフトビールやウイスキーの醸造で、古い品種を再び取り上げる機会が増え、私たちもプルマージュアーチャーを醸造することができました。
プルマージュアーチャーモルトは、ほのかな優しい味わいと、モルト特有の穀物風味。また、クラシカルなイメージでした。
普段、イギリスのモルトを使うことはとても多いのですが、「プルマージュアーチャー」は初めて。今回、SMaSHでレシピを考えたときに、ホップを引き立ててくれるようなモルトを探していたところ、プルマージュアーチャーに出会いました。「パブのアメリカ人」を飲むときは、イギリスのパブに来たような気持ちで、このモルトの優しい香り・甘み・そしてきれいなビールカラーにも注目していただきたいです。
醸造していてクラフトビール向きのモルトだと改めて思いました。またこのモルトを使って別のスタイルのビールも醸造してみたいです!
HBC1019は、アメリカのHop Breeding Companyで開発されました。HBCは、世界のブルワリーで親しまれている「シトラ」や「モザイク」などのホップを生み出した、アメリカのホップ産業を支える有名な団体です。
日々たくさんの新種のホップが開発されるので、まだ実験段階中のホップには名前がついておらず、記号や番号で呼ばれています。
HBC1019もそのひとつ。既存のホップとのかけ合わせで誕生しました。農家さんが育てやすいかどうかや、ブルワリーにとって需要があるのかどうかなど、総合的に判断されて、これから正式に商品化されるかどうかが決定されます。
こんな香りの特徴を持っています。
・SWEET FRUIT
・CITRUS
・CREAM CARAMEL
このホップが届いたとき、ひでじメンバーは「ライチのような香りがする!」と、今までなかったホップの香りに沸き立ちました。他にもココナッツやウッドのようなアロマが感じられ、ぜひこのホップの良さが伝わるビールをつくりたいと一致しました。
今回はHBC1019だけを使った「シングルホップ」で、この魅力を存分に楽しんでもらいたいと思います。このビールを飲んでくださる皆さんのレビューが、HBC1019の商品化に繋がるかもしれません!
■原材料麦芽(英国製造)、ホップ
■品目ビール
■スタイルSMaSHペールエール
■アルコール度数4.5%
■保存方法要冷蔵10℃以下
ある時はその季節感を、またある時は醸造家の想いを・・・
ひでじメンバーのインスピレーションとイマジネーションが生み出す様々なスタイルの季節限定ビール。
小さい醸造所だからこそチャレンジできる『時のビール』をお楽しみください。
[商品例]*販売開始は1/16~を予定しております。
ほとんどが1回限りの限定醸造のため、終売している商品もございます。在庫状況につきましてはお問い合わせください。
2024.12Aromatic ORANGE ALE
2024.9赤い糸 AKAI ITO
2024.6日南レモンケルシュ
2024.6YAMASACH ヤマサチ Mystic Strong Ale
2024.4宮崎グレフルHazy IPA
2024.3Black IPA
2023.12春待ちうさぎ
2023.11Specialty COFFEE LAGER
2023.7太陽のヴァイツェン
2023.6宮崎グレフルHazy IPA
2022.10ヒュウガトウキIPA
2022.7宮崎グレフルCold IPA
2022.5ニューレモンパラダイス