宮崎ひでじビール

地域と一緒に未来をつくる

ひでじビールは、地元の高校生と協力し、麦芽かすやビール酵母の有効活用を学ぶ取り組みを進めています。また、再利用による水質改善にも貢献し、環境負荷の低減を実現。地域と共にこの活動を広げ、未来へつなげていきます。

宮崎農業高校との協働

宮崎農業高校の野菜専攻生の生徒さんを毎年受け入れしています。

ビール醸造の様子をはじめ、どのように麦芽かすが肥料になっていくかを見学します。宮崎農業高校では、授業の一環でひでじビールの「モルトパワー」を使った中玉トマトの試験栽培をしています。

2023年4月に開かれたG7宮崎農業大臣会合では、焼酎かす・麦芽かすなどの「未利用資源」の肥料活用について発表されたとのこと。

これからの地域を担う若者と一緒に、地域資源の活用を考えます。私たちにとって、大変頼もしい存在です。

他業種の産業廃棄物受け入れ​


産業廃棄物を課題にしているのは、クラフトビールメーカーだけではありません。ひでじビールでは、これらを「有価物(ゆうかぶつ)」と捉え、
県内の「焼酎かす」や「きのこ菌床」を買い取り、麦芽かす・ビール酵母などとあわせて肥料化に取り組んでいます。

自社だけでなく、地域の課題解決にも微力ながら貢献したいと考えています。

工場排水の水質改善

ビール酵母は栄養価の高い肥料・飼料として有効活用されています。それにより、醸造所から排出される水の浄化処理の負荷が大幅に軽減されました。

このような廃棄物をなくす活動を通して、リサイクルによるゼロエミッション実現を目指してまいります。

太陽光発電システムの導入

持続可能な社会の実現に向けた取り組みの一環として、太陽光発電システムを導入しました。

これにより、ビール製造に必要な電力の一部を再生可能エネルギーでまかない、CO₂排出量の削減に貢献しています。

宮崎県産ホップの栽培

いつか「地元産100%ビール」という取り組みが叶い全国に波及すれば、クラフトビールが地域経済を支える産業の一つとして各地域に根付いていけるのではないかと考え、2016年から地元の契約農家とともに、ホップを栽培しています。

温暖な宮崎県では絶対に無理と言われていた商業ベースでのホップ栽培ですが、近年では九州各県へ農産振興の広がりをみせています。

担当スタッフメッセージ

ブルワー 森 翔太

地球にも人にも優しいビール文化を創る

ビールづくりをする私たちにとって、麦芽も酵母もなくてはならないものです。原料にこだわっているからこそ、麦芽かすやビール酵母の持つ可能性や強みを活かした形で再利用できたらと思い、飼料・肥料の開発に取り組んでいます。

クラフトビールメーカーとして、「産業廃棄物ゼロ」を目指すとともに、ビール原料の持っているポテンシャルをより多くの方へ、伝えていきたいと考えています。

お問い合わせ

株式会社リクリア
Mail:reclear@heart.ocn.ne.jp
FAX:0985-77-7283

宮崎ひでじビール株式会社
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クラフトビールの工場見学

ひでじビールの仕込み設備を、ガラス越しの見学通路からご見学いただけます。ビールづくりへのこだわりなど、スタッフがお話ししますのでお声掛けください。