今年も、宮崎産大麦の製麦スタート!

今年も、宮崎産大麦の製麦(せいばく)がスタートしました!
ビールの原料である大麦は、収穫後そのまま仕込みに使える訳ではなく、「製麦」(モルティング)という工程で、麦の内部に糖化酵素を発生させる必要があります。


みやざきモルト100%の特別なビール
”YAHAZU”
飲んでいただいたこと、ありますでしょうか?


YAHAZUのモルトは、宮崎・延岡でつくられた二条大麦を自社で製麦して使っています!
100%自家製モルトの商品は、クラフトビールではとてもめずらしいです。

製麦は、まず大麦を2日間水に浸し、休眠している大麦を起こしてあげるところから始まります!
2日経過したら水を抜いて、6日間かけてゆっくり発芽を促し、酵素たっぷりの溶けのいい麦芽にしていきます。この6日間は常に室温と湿度を確認し、均等な発芽となるように毎日手作業で撹拌します。同時にでんぷんの溶け具合や芽の成長具合、その日の天気や湿度によって作業を変えるのでかなり職人的な判断が必要です!

その後、発芽工程を適切なタイミングで完了させ、香りの良い麦芽とする為、温度を段階的に変えてゆっくり乾燥させていきます!
最後に麦芽についている根っこを取り除きやっと宮崎県産麦芽の完成です♩
(根っこはビールにエグ味や渋みを付けてしまうので実は使いません)

専用の設備もない状態から試行錯誤し今に至りますが、製麦2回分でやっと1回の仕込みができるモルト量になるので、とても手がかかります・・

そんなYAHAZUですが、今年イギリスのビールコンテスト、「ワールドビアアワード2023」でHelles/Munchnerスタイルの金賞・カントリーウィナーに選ばれました!

宮崎の麦が、モルトが、自社製麦の技術が認められたようで、大変嬉しいお知らせでした!!

「宮崎で生まれた麦を、宮崎の地で楽しんでいただきたい!」
「宮崎のビールで宮崎の飲食店と一緒に宮崎を盛り上げていきたい!!」
「YAHAZUを飲むなら宮崎へようこそ!(そして宮崎を盛り上げて♪)」
という想いで、YAHAZUは宮崎県内飲食店限定のビールです!

思い入れたっぷりのYAHAZU、宮崎にお越しの際はぜひお試しください。